22日
22時27分
レバノンで新内閣発足も混乱終わり見えず
去年10月から大規模な反政府デモが続き、無政府状態が続いていたレバノンで新政権が発足しましたが、崩壊寸前の経済を立て直すことが出来るかは不透明な状態です。
レバノンでは、低迷する経済や蔓延する汚職に対する抗議デモが去年10月から続いています。前首相が退陣に追い込まれ、実質無政府状態がおよそ3か月続いていましたが、21日、大学教授だったハッサン・ディアブ新首相が内閣を発足させました。
ディアブ新首相は「汚職の撲滅を求める市民の要求を満たす」としていますが、首都・ベイルートでは、内閣の発表前後から激化したデモ隊が銀行を襲撃するなどして治安部隊と衝突し、混乱が続いています。新たな政府が景気回復や国内情勢の正常化を推し進めることができるかどうかは不透明な状態です。
レバノンではキリスト教とイスラム教など合わせて18の宗派が混在するため、大統領はキリスト教マロン派、首相はイスラム教スンニ派、国会議長はイスラム教シーア派が務めることで、宗教間対立を避けてきました。
ただ、それぞれの派閥が事実上の拒否権を持つことで政府の機能は停滞。派閥同士の利権の奪い合いで市場の競争原理が減少し、腐敗の温床となっています。
デモ隊の参加者からは「一つの政党による一つの政府」を求める声もありますが、宗教勢力の均衡を保つ今の制度を大きく変えることは困難とみられていて、新たな内閣は難しいかじ取りを迫られるものとみられます。
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January 22, 2020 at 11:25PM
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