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【コラム】絶対的権力は絶対的に腐敗する=韓国(1)(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース

朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長の前秘書が暴露した「市長さま機嫌管理マニュアル」は衝撃的だ。タイムマシンに乗って何世紀前の王朝時代にでもタイムスリップしたかような錯覚に陥らせる。昼寝をする市長さまを起こし、脱いだままの汗に濡れた下着を片付け、血圧を測り、週末明け方には一緒にジョギングをするのが女性秘書がするべき業務だったとは…。 ソウルをスマートシティにするといって、人工知能・ビッグデータ・ブロックチェーンチームまで置き、IT伝導師を自任してきた彼がなぜ昼寝から起きるという単純なことをスマートフォンアラームアプリではなく秘書に依存しなければならなかったのか。ハングルさえ読むことができれば一人でも簡単にできる血圧測定をなぜ秘書にさせたのか。執務室についていた寝室とシャワー室とはまた何か。肉体労働者でもない彼があえて真昼にシャワーをしなければならなかったとすれば、10分ほどの距離にある市長公館にちょっと行ってくればいいだけの話ではないか。私の常識では到底納得がいかない。 ソウル市職制表が目を引く。「ソウル市長」より上層部ラインの最上層には「市民」と書かれている。見慣れない名前のジェンダー政策チーム・ジェンダー特別補佐官もある。フェミニスト市長のイメージを狙ったものなのかもしれないが、彼の悲劇的な最後から明らかになったことは、封建王朝のような絶対的権力を振り回し、より大きな権力に向かって突き進んでいた帝王的市長の暗い裏面だ。 朴市長は2011年、「安哲秀(アン・チョルス)現象」に便乗して劇的にソウル市長を横取りしたが、その後3選街道には障害物がなかった。けん制と競争がなくなった彼にはつまづくものがなかった。同じ考えで武装した市民団体と運動圏出身の同調者がソウル市と傘下機関を幾重にも取り囲んだ。これら「6階の人々」は国会の国政監査でも争点になった。 「…これだから、秘線実勢(陰の実力者)なので『6階の人々』などという言葉が出るのではないか」「市庁行政組織は親睦団体ではない」「市組織が奇形化されてわい曲された」「ソウル市傘下の公社で朴氏との親交、政治指向をものさしにして幹部の指向を分類して評価した文書がある」(2017年国土交通委国政監査) 「6階の人々」は朴元淳権力の浮上と沈没を象徴する同義語だ。9年間の長期執権、「ワンボイス、ワンチーム」の同類思考で固く結束した彼らは批判と反論を許容しない非寛容の絶対王国を構築した。22日にあった被害者側の暴露がこれを物語っている。「4年以上もの間、性苦衷伝報要請を20人近くにもなる元・現職秘書官にしてきた。しかし市長を頂点とした業務体系は沈黙を維持させる威力的構造だったことが明るみになった」。彼らは被害者の訴えを「そのような人ではない」という一言で握りつぶすほど権力に陶酔し、自分たちだけの城に閉じ込められていた。

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July 23, 2020 at 12:15PM
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