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森保ジャパン、勝利の鍵は予測力 6日19時20分ブラジル戦 - サンケイスポーツ

真剣な表情で練習を見守る森保一監督(中央)=国立競技場(撮影・蔵賢斗)

サッカー・日本代表公式練習(5日、国立競技場)国際連盟(FIFA)ランキング23位の日本は、6日午後7時20分から同1位のブラジルと対戦する。この日は両チームとも試合会場で最終調整。公式会見で森保一監督(53)は「予測力」をキーワードに世界のトップと渡り合う覚悟を示し、11月開幕のW杯カタール大会に向けた試金石と位置づけた。改築後の東京・国立競技場では初の代表戦となる。

王国を相手にどこまで戦えるのか。森保監督は一つのキーワードを繰り返した。

「予測力を速くして攻撃に移っていけるようにしたい。結果を出すために予測力を上げられるかが鍵になるので、テーマとして臨みたい」

相手はFIFAランキング1位のブラジルだ。2日にはソウルで韓国に5-1で完勝した。めまぐるしいパスの連続から開始8分で先制。アジアでは屈強な韓国イレブンが体をぶつけてもはね返され、ボールを奪っても素早いプレスですぐ取り返された。

その光景を念頭に「まずはボールを奪った後、プレスを回避する。そこで相手に食われるか、押し返せるかで結果が変わってきた歴史がある」と勝敗を分けるポイントを挙げた。大事になるのが「予測力」だ。ボール保持者に対し、ブラジルの選手は人数をかけて奪い返しに来る。そのとき周囲の選手は、空いたスペースを見つけてパスを引き出すことができるのか。一瞬の判断が求められる。

前日4日の練習でも森保監督は、パスの受け手以外の選手が動くように声をかけた。受け手が次に展開できるように二手先、三手先を読み、的確なポジションを取り続ける。そして南野、伊東が待つ両サイドに展開し、スピード勝負で敵陣深くに入り込む算段だ。

「学ぶべきところはたくさんあるが、目線は同じ。われわれもできると思って戦う。日本サッカーの発展を感じてもらえるような結果を求めながら、全力を尽くしたい」

新国立競技場での初の代表戦。世界を驚かせる結果を残し、日本初のW杯8強入りへの足がかりとする。(山下幸志朗)

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