戦国時代の三方ケ原の戦いで、開戦の鍵を握ったとされる堀江城(浜松市西区舘山寺町)。城や合戦の歴史を後世に伝えようと、住民有志がグループを立ち上げた。舘山寺一帯は大河ドラマ「どうする家康」の放送で観光客増が期待されるため、地元の団体や企業などと連携し、周遊してもらえる取り組みも進める。 (木造康博)
大河ドラマの時代考証を務める平山優さん(58)=山梨県=が昨年出した新著によると、浜名湖畔にあった堀江城(現在は浜名湖パルパル)は、水運の要衝にあったとされる。武田信玄に奪われれば愛知県三河方面からの補給や援軍に支障を来す恐れがあり、徳川家康は決戦に臨んだと説明する。
発足したグループは「堀江しらべ隊」。メンバーは発起人で司法書士の佐藤和真さん(71)、浜名湖かんざんじ温泉観光協会の専務理事佐藤英年さん(82)ら歴史好きの七人で、平山さんも名誉隊員として加わった。
月に一回勉強会を開き、城や合戦の歴史を調べる。合戦後に武田方が城を攻撃した際、重臣の山県昌景らが構えた陣地を示す看板を設置し、舘山寺周辺の史跡を記す地図も作製する。地元に残る伝承の収集や子どもたちへの読み聞かせもしていくという。...
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