＜見どころサガン鳥栖＞複数得点へセットプレーが鍵 5月24日ルヴァン杯、磐田戦 - 佐賀新聞

新潟戦でＣＫから得点を決めた小野裕二（右から２人目）。磐田戦もセットプレーの質が鍵を握る＝鳥栖市の駅前不動産スタジアム

　サッカー・Ｊ１サガン鳥栖は、ＹＢＣルヴァンカップ１次リーグＡ組第５節の２４日午後７時から、鳥栖市の駅前不動産スタジアムでジュビロ磐田と対戦する。他会場の結果によっては、引き分けでもリーグ敗退が決まる。クラブ史上初の１次リーグ突破のためには複数得点での勝利が必須だ。

　鳥栖は１勝１分け２敗（勝ち点４）でＡ組３位。４月１９日の札幌戦は、後半に失点を重ね１―４で敗れた。

　一方、直近のリーグ戦は３試合連続無失点と堅守が戻ってきた。川井健太監督も「守備に安定感が出てきた」と手応えを感じている。２０日の新潟戦では黄錫鎬（ファン・ソッコ）がけがから復帰。「もちろん出る準備はしている。しっかり勝ちきりたい」とカップ戦の出場にも意欲を見せた。

　新潟戦はセットプレーから２ゴール。磐田との前回対戦でもＣＫから先制点を奪っており、今節も鍵を握りそうだ。河田篤秀は「ＦＷが相手に勝てば勝利は達成できる。早いうちに多くの点を取りたい」とストライカーとしての自覚を新たにした。（中村健人）

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