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<受験道> 高橋英夫さん 正確に要点つかむのが鍵に:中日新聞Web - 中日新聞

 大学入学共通テストの現代文には、(1)複数の文章・資料が出題される(2)学習の場面を想定した設問が出題される−という特徴があります。今年一月に行われた共通テストでも、第一問では、建築家ル・コルビュジエについて考察した二つの評論が出題され、第二問では、終戦直後に発表された小説と同時代の資料を組み合わせた設問が出題されました。また、第一問では生徒による話し合いを想定した設問が、第二問では生徒が書いたメモや文章を踏まえる設問が出題されました。

 前年度の共通テストから変化した点として、第二問の小説の設問数が五問から七問へ増加したことが挙げられます。そもそも共通テストは時間に余裕がないのですが、そうし...

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