
2024年の中国外交を占うキーワードは「多極化」――。米国の求心力低下に伴う国際情勢の激変を見据え、習近平指導部は各地の新興・途上国への影響力を確保し、国際社会での発言力を高めようとしている。
習国家主席は1月24日、米国から近いカリブ海の島国アンティグア・バーブーダのブラウン首相と北京で会談し、「両国関係は大国と小国が対等に向き合い、『ウィンウィン』を図る手本になっている」と自賛。欧米と異なり、経済大国でありながら途上国の立場も共有する中国と連携することの実利を説いた。
習氏はこの日、中央アジア・ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領も迎え、巨大経済圏構想「一帯一路」の成果を強調した。鉄道のような巨大インフラに加え、電気自動車(EV)や太陽光発電など中国が得意とする脱炭素関連分野での協力を会談で約束し、一帯一路の「量から質」への転換をアピールした。
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