「真夜中の鍵」は孤独と自己探求を描きながら前向きなメッセージを届ける岸本自身の心の中を表現したような楽曲。シティポップ要素を取り入れた、懐かしさと新鮮さを兼ね備えた仕上がりとなっている。岸本の優しくも力強い歌声はクールな魅力を存分に発揮し、NAPPIによるブラスアレンジが一層の深みを与えている。作曲はhajimepopとIdiot Popが共同で担当した。なお、この曲は6月8日に東京・新宿ロフトで行われた初の単独ライブ「イチ、ミマン」で披露された。
自分自身の整理がつかないとき、普段なら寝ている時間に散歩に出ることがあります。問題点も解決法もわからず、とにかく戻れそうな範囲をふらふらと。そんなとき、こどもの頃はもっと自信持ってたなぁ、考えすぎずに動いていたなぁと思うけど、私はあの頃の延長線上にいる私なんですよね。なら大丈夫かも。と、この曲の歌詞はもちろん、楽器の音ひとつひとつまでもが、前を向かせてくれるような気がします。
“真夜中の鍵”それぞれの素直な心で、聴いていただきたいです!
作曲、編曲させていただきました。なんとなく鍵っていいよね。昔の自分に会いに行けそうで、行けないし、自転車の鍵をなくした時の絶望感。あなたの鍵はどこにある? 皆様にも楽曲を通して、ノスタルジーを感じてほしい。そんな想いで制作しました。レコーディング時の岸本さんの歌唱力には驚かされたし、ライブ岸本の天真爛漫さはほんと応援しちゃいたくなる。次はもっと実験的なソウルフルなトラック作らせてください!!! サポートしてくれたミュージシャンにもこの場を借りてありがとうを伝えます。ギターのSimmerdown a.k.a. ラブアンリミテッドしまだん、ドラムのアキミヤゾエ(birds melt sky)、ホーンセクションのNAPPI(Hainuwell)、関口綾華、コーラスのまつもと尚こ、レコーディング・エンジニアのミヤジマジュン、皆様に感謝します。いつもありがとう。
岸本さんが過去のインタビューで、「昔のSoulやFunk、Beach BoysやBee Geesも好き」と語っていたことを知り、共作のIdiot Popと“それらの要素を取り入れた曲にしよう”と作り始めました。そして所謂シティポップ風の「真夜中の鍵」ができました。NAPPIくんのブラス・アレンジが加わった時点で手応えがありましたが、岸本さんのレコーディングでは予想を遥かに超えるマジックがあり、かなり楽しくボーカル・ディレクションをさせていただきました。ダイアナ・ロスやリアン・ライムスを思わせる、優しくもソウルに溢れる声を持つ岸本ゆめのさん。この曲から彼女のクールな魅力を感じていただけたら嬉しいです。
孤独を感じるのは、たったひとりのときじゃなく、他者を意識するときだと思う。自分の弱さと、それを認める強さを同居させて、またただ一つの道を作っていく。子どもだったあの日から、今あたらしい未来へ踏み出す。過去に迷っていたことも、選んでしまえばこの道しかなかったかのように、ここからまた続いていく未来を祝福したい。そういう気持ちで書きました。
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