ビットコインは2020年5月に4年に1度の半減期を迎えました。マイニング報酬が半分になり、約2,100万BTCに発行上限が制限されているビットコインの希少性への注目がますます高まっています。
ビットコインが改めて注目を集める中、アメリカでは有名なファンドマネージャーがポートフォリオにビットコインを含めたというニュースが報じられました。個人投資家においても、新型コロナウィルス対策の景気刺激策で現金給付が配布された時期に暗号資産取引所の口座開設や入金が増加したというデータが国内外で報告されています。投資先に暗号資産(仮想通貨)を取り入れる動きは着実に拡大しています。
ここでは暗号投資初心者の方に向けて、ビットコイン投資の始め方についてご説明していきます。ビットコイン投資の始め方には色々な選択肢がありますが、まずは国内の取引所を利用してビットコインを購入することがおすすめです。また、初心者のうちは確実に保有するビットコインを増やすことができるサービスを提供する取引所を選ぶなど、取引所が提供サービスに着目してみると良いでしょう。
ここでは、国内でも多数存在する取引所の中でも、初心者におすすめの暗号資産取引所としてGMOコインについてご紹介していきます。価格下落局面でも利益を出せるツールや暗号資産を確実に増やすことができるサービスを提供するGMOコインについて、是非チェックしてみてください。
目次
- ビットコインの3つの特徴
1-1. 個人間で直接取引できる
1-2. デジタルゴールドとしての性質
1-3. インフレヘッジへの期待 - GMOコインとは?
- GMOコインの3つのポイント
1. 販売所と取引所を備え、レバレッジ取引も可能
2. 目的に合わせて2種類のアプリを利用できる
3. 「貸暗号資産」で着実に保有量を増やせる - GMOコインの口座開設プロセス
- GMOコインでビットコインを売買する方法
- 資産を貸し出して利息分のビットコインを増やす方法
- レバレッジ取引で利益を狙う
- まとめ
①ビットコインの3つの特徴
1. 個人間で直接取引できる
ビットコインは、ビットコインネットワークの参加者が取引の承認を行うため、銀行のように営業日などに縛られることなく、いつでもどこでも誰に対しても無制限に送金を行うことが出来ます。ビットコインの提唱者であるサトシナカモトは、金融機関のような第三者を介することなく個人間で取引可能な電子取引システムの実現を目指しました。
2. デジタルゴールドとしての性質
ビットコインはよく「デジタルゴールド」と呼ばれています。ビットコインの発行上限は約2,100BTCにプログラムされており、既に1,800万BTCが発行されています。「実物のゴールドはプール○杯分しか地球上に存在しない」などと表現されることから、同様のロジックで「ビットコインは希少性が高い」と考えられています。しかし、金が「ストアオブバリュー(価値の保存)」の機能を持つ安全資産として他の金融資産とは独立して価値を有する一方、まだ歴史の浅いビットコインでは金と同様の機能をもつか疑問を呈する専門家もおおく、ビットコインを投資対象とする際には注意が必要です。
3. インフレヘッジへの期待
前述の理由から、ビットコインは「通貨インフレのヘッジ」が期待される投資商品です。日本円や米ドルなどの法定通貨は、各国中央銀行の経済政策によって貨幣の流通量を調節することが可能です。景気対策を目的として貨幣を発行することになれば、通貨の価値は下がりインフレにつながる恐れがあります。ビットコインはこうしたインフレ下において資産の避難先になるとして注目を集め、2008年のリーマンショック時には各国が大規模な景気刺激策を行う中でその存在感を強めていました。
②GMOコインとは?
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社、GMOコイン株式会社が運営している暗号資産取引所です。国内大手企業であるGMOインターネットはGMOクリック証券などの金融サービスの提供実績があり、暗号資産取引所ではそのノウハウを活かした運営が行われています。
GMOコインでは取引所形式、販売所形式のそれぞれで、ビットコイン、イーサリアム、XRPなど複数の暗号資産の現物取引とレバレッジ取引を利用できます。
③GMOコインの3つのポイント
1. 販売所と取引所を備え、レバレッジ取引も可能
GMOコインの販売所ではビットコインはもちろん、市場で人気の高い銘柄も取り扱っており、全9種類の暗号資産(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、ネム、ステラルーメン、BAT、OMG)の現物取引が可能です。
また取引所では5種類の銘柄(BTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPY、BCH/JPY、LTC/JPY)で現物・レバレッジ取引ができます。取引所というのはユーザー間で暗号資産を取引する方法で、GMOコインは購入者と売却者を仲介する「板」を提供します。板情報は現在の資産価格と投資家の指値注文をリアルタイムに反映しています。取引所は、販売所よりも手数料を低く抑えられる場合がありますが、反対注文(自分が「買い注文」を出す場合に、「売り注文」のこと)が少なければスリッページが生じることもあります。
2. 目的に合わせて2種類のアプリを利用できる
GMOコインは2種類のスマホアプリを利用できます。「GMOコイン 暗号資産ウォレット」は、暗号資産の「販売所」、「取引所(現物・レバレッジ取引)」、日本円入出金、暗号資産の預入・送付、口座情報の確認・更新などを利用できます。初心者から上級者まで幅広く利用されています。
一方、GMOコインが提供する暗号資産FX専用アプリ「ビットレ君」は、FX取引に必要な情報取得に特化しています。描画機能付きのチャートや、1分間に大きな価格変動が発生した際にプッシュ通知も搭載しています。ワンタップで新規・決済・ドテン注文が可能な「スピード注文」を備えているため、相場変動を逃さずに対応しやすくなっています。
3. 「貸暗号資産」で着実に保有量を増やせる
GMOコインはユーザーが所有している暗号資産を貸し出して最大年利3%の暗号資産を獲得できる「貸暗号資産」サービスを提供しています。利用者は、GMOコインが取り扱う9種類の暗号資産を日本円で10万円程度から、最短1か月間から貸し出せるようになっています。貸出期間と金利設定は、1か月(年率1%)と3か月(年率3%)の2パターンから選べ、毎月15日から貸出を開始できます。貸暗号資産はトレードに自信がない方でも確実にコツコツと暗号資産の保有量を増やすことができるので、投資家の間で人気が高まっています。
④GMOコインの口座開設プロセス
GMOコインの口座開設は無料ででき、維持管理費はかかりません。開設作業は数分でできるのでまずは登録して、サービスをいろいろ触ってみましょう。
実際に現金を入金して取引を開始するには身分証明書を提出する「本人確認」作業が必要です。本人確認はスマホを使って最短1日で完了することも可能なので、興味のある方は以下のページで詳細をご確認ください。
【関連記事】【暗号資産初心者向け】GMOコインで暗号資産投資を始める方法:スマホで口座開設編
⑤GMOコインでビットコインを売買する方法
GMOコインに初めて訪れた時、ビットコインを売買する方法が複数あるので困惑してしまう投資初心者の方も多いと思います。違いを押さえておきましょう。GMOコインで現物ビットコインを購入する方法は4つあります。
- 初心者にもわかりやすい画面で手軽に購入できる「販売所」
- マイナス手数料でビットコインの購入ができる「取引所」
- さまざまな注文形式で購入できる「WebTrader」
- スマホだけで取引を完結できる「GMOコイン 暗号資産ウォレット」
購入場所によってもお得になる場合、損をしてしまう場合があります。しっかりと理解していきましょう。
まず、販売所はGMOコインが在庫を抱えて、ユーザーとビットコインを取引する形態です。GMOコインが提示する買値と売値には「価格差(スプレッド)」が発生するため、市場価格と比べて取引価格が割高になる場合があります。しかし、ある程度までの数量であれば提示された価格ですぐに取引できるので便利です。
次に、取引所やWebTraderは「売買板」と呼ばれる売買注文を表した情報を使って、ユーザー同士でビットコインを取引する形態です。販売所よりも手数料を抑えられる場合がありますが、希望の数量を買い集めるまでに取引相手(売り注文を出す投資家)を待つ必要があります。GMOコインでのビットコイン購入方法の詳細は、以下のページをご確認ください。
【関連記事】【暗号資産初心者向け】GMOコインで暗号資産投資を始める方法:入金~ビットコイン購入編
⑥資産を貸し出して利息分のビットコインを増やす方法
GMOコインは、最大年率3%の貸暗号資産サービスを提供しています。貸暗号資産とは、投資家が保有している暗号資産をGMOコインに貸し出し、期間と貸付数量に応じた利息分を暗号資産で得られるサービスです。暗号資産の長期的な保有を決めている方であれば、資産をただ寝かせておくよりも年利を受け取ることができる貸暗号資産の利用がおすすめです。貸暗号資産サービスに興味をお持ちの方は以下のページをご確認ください。
【関連記事】【初心者向け】暗号資産(暗号資産)を預けて利息を稼ごう!GMOコインのレンディングサービスの利用方法を徹底解説
⑦レバレッジ取引で利益を狙う
GMOコインは、2つのスマホアプリに機能を分けて提供することで、初心者からトレーダーまで様々なユーザーにとって目的の動作をスムーズに行えるようになっています。
「GMOコイン 暗号資産ウォレット」では、取引所(現物・レバレッジ)、および販売所の利用が可能です。一方の暗号資産FX専用のアプリ「ビットレ君」では、ビットコイン/円を含む9銘柄で、販売所方式のレバレッジ取引が可能です。レバレッジ取引は、買いから入るロングポジションと売りから入るショートポジション(空売り)があり、値上がり・値下がりの双方で利益を狙えます。
GMOコインのアプリはどちらもレバレッジ取引を備えており、証拠金に対して最大4倍のレバレッジをかけて、ロング(買い)、あるいはショート(売り)ポジションを取ることができます。しかし、銘柄数や注文方法、手数料設計が異なるため、事前に抑えておくようにしましょう。
【関連記事】【暗号資産投資初心者向け!】GMOコインの2つのスマホアプリについて、機能や用途の違いを徹底解説
⑧まとめ
GMOコインの取引サービスは、販売所と取引所の両方を兼ね備えていることから、初心者から上級者まで利用しやすい暗号資産取引所です。長期投資目的にまとまった資金を投じるのであれば販売所、短期的なトレードで収益を狙うなら取引所という具合に取引方法を選択できます。
ビットコインを購入したら、ビットコインを貸出して利息を稼ぐこともおすすめです。GMOコインは最大年利3%の「貸暗号資産」サービスを提供しています。
実際に暗号資産を保有すれば、ビットコインだけでなく他の暗号資産に興味を持つきっかけにもなるでしょう。スマートコントラクトであらゆる取引を自動化できるイーサリアムでは、分散型金融(DeFi)の市場規模が10億米ドルを越えて急激に拡大しています。米国のリップル社は送金市場でXRPを使ったプロダクトを実用化させています。
「暗号資産投資は今から始めても遅い」と考えてしまう方もいるかもしれませんが、暗号資産はわずか10年の新興市場です。まだまだ価格も安定しておらず、本格的なユースケースの確立や、規制・顧客保護の整備、機関投資家の参入も待たれる荒野のような業界です。そのため、もし投資を決めた場合でも、リスクをしっかり見極めた上で中長期的な目線で投資することが重要です。
ビットコインに今すぐ投資するつもりはなくとも、突然生じる購入チャンスに備えて指値注文を出しておくこともできます。まずはアカウントを開設し、暗号資産取引に必要な本人確認プロセスを済ませておきましょう。
HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム
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September 02, 2020 at 02:39PM
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