社会人野球の第93回都市対抗大会(18日開幕・東京ドーム)に、三菱重工West(神戸市・兵庫県高砂市)が2年連続38度目の出場を果たす。先発の一角を任される大卒右腕をはじめ、初優勝を目指すチームを紹介する。(有島弘記)
三菱重工Westの右腕竹田祐は、大卒新人ながら二枚看板の一人として登板を重ねる。履正社高(大阪)、明大と名門でエースを張った実力はだてではない。
高校では2年秋に明治神宮大会を制覇。3年春の選抜大会は準決勝で、主戦・西垣雅矢(楽天)、2年生ショート小園海斗(広島)を擁した報徳を破るなどし、準優勝に導いた。大学でも1年春から起用され、最終学年は歴代のプロ野球選手が背負ってきたエースナンバー「11」を託された。
最速149キロの真っすぐをテンポ良く投げ込むスタイル。球速差が小さいスライダーにも自信があるが、一番の武器は自身の立ち姿という。
「マウンドで弱いところを見せない。ずっと心がけてきた」。2試合に先発した近畿地区2次予選は絶不調だったというが、防御率2・45と大崩れしなかった。遊撃を守る中山将太主将は「ベテランのようなマウンドさばき。安心して守れる」と野手陣の信頼も厚い。
同2次予選前の反省を生かし、「休む時は休む」とめりはりをつけた体調管理を続ける。「1年目からいい経験をさせてもらっている。まず初戦に勝ち、優勝できるように役に立ちたい」。社会人でも大黒柱の投球を誓う。
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