三重県教委は1日までに、桑名市と四日市市内の県立高校4校で相次いで複数の部室の鍵や窓ガラスを壊され、靴などが盗まれる被害が発生したと発表した。各高は窃盗の疑いで所管する各警察署に被害届を出した。
県教委によると、桑名北高では4月28日午後6時半―29日正午にかけて、野球部やテニス部など複数の部室で鍵が壊される被害があり、うちバスケットボール部では靴4足がなくなっていたという。
桑名西高では30日午前6時20分ごろ、武道館とバドミントン部など複数の部室で窓ガラスが割られる被害があり、服やモバイルバッテリーなどが盗まれた。桑名高でも同日午前7時半ごろ、部室や災害用備蓄倉庫で窓ガラスを割られる被害があり、発電機や投光器などが盗まれたという。
このほか四日市高でも1日午前7時半ごろ、登校した生徒が部室の鍵が壊されユニフォームなどが盗まれていたのを発見した。
県教委では県内全ての公立校に防犯体制の確認を呼びかけると共に、各市町にも注意を呼びかけている。
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