自転車盗難被害相次ぐ警察が鍵かけ徹底を呼びかけ｜NHK 福井県のニュース - nhk.or.jp

ことしに入って県内で自転車が盗まれる被害が相次いでいることから、駅の駐輪場で自転車の鍵かけを徹底するよう呼びかける取り組みが始まりました。

この取り組みは、自転車が盗まれる被害を防ごうと警察が、１８日から始めたもので、ことし１０月までの３か月間、被害が最も多い福井駅の駐輪場で、利用者に自転車の鍵をかけるよう呼びかけます。
１９日朝は、警察から委託を受けた警備会社の社員２人が、駐輪場を訪れた学生や通勤する人に「鍵かけをお願いします」などと呼びかけていました。
さらに、駐輪場を見回り、鍵をかけていない自転車を見つけると、「なくそう自転車盗」と書かれたタグを取り付けていました。
警察によりますと、県内でことしに入って自転車が盗まれた被害は、１８日時点で３３１件に上っていて、去年の同じ時期と比べて２０２件、増えています。
全体の９割ほどが無施錠で、被害者の４割が高校生だということです。
また、発生場所は、駅の駐輪場が４割ほどを占めているということです。
県警察本部生活安全企画課の高橋弘毅課長補佐は、「自転車盗の多くは鍵をかけるだけで防げる。自転車から離れるときは、必ず鍵をかける意識を持ってほしい」と話していました。

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