自転車盗難防止へ中学生が鍵かけ呼びかけ｜NHK 広島のニュース - nhk.or.jp

自転車の盗難被害が増加傾向にある中、広島市南区のショッピングセンターで中学生がチラシを配って、こまめな鍵かけや二重ロックを呼びかけました。

広島市南区のショッピングセンターで行われた防犯キャンペーンには、警察署で職場体験をしている中学生２人のほか警察官や郵便局の職員などあわせて１３人が参加しました。
参加した中学生は、自転車の盗難にあわないためには、あらかじめ取り付けられている鍵に加えて、ワイヤー式の鍵をかけて「二重ロック」することが有効だと呼びかけるチラシを買い物客に配りました。
また、ショッピングセンターの駐輪場で鍵のかかっていない自転車に、施錠を呼びかけるタグを取り付けていました。
警察によりますと、県内ではことしに入って３月までに自転車の盗難が去年より６２件多い７３３件確認されていて、このうち、およそ７０％の自転車は鍵がかかっていなかったということです。
防犯キャンペーンに参加した中学３年生は、「自転車に鍵を二重でかけていなかったのでこれからは二重ロックを意識したいです」と話しました。
また、広島南警察署の栩野浩士生活安全課長は「油断は禁物です。自転車を離れるときは、必ず鍵をかけてほしい」と注意を呼びかけました。

Adblock test (Why?)